芸術の村・ウブド
バリ旅行の話はトランベンでのダイビングの話を書いたきりになっていたので、どこにも行けない今の時期に振り返りながら書くことにします。
ウブドは空港から車で2時間弱。最初こそ広い道があるけれどだんだん山道になっていくので、そこそこハードな旅になります。そしてジャカルタほどではないとはいえ、バリ島内もそこそこ渋滞は激しいので着く頃にはクタクタになること必至。特に初めてウブドに行った時はクリスマスイブの夜で、ハイヤーの運ちゃんが行き先を聞いて露骨に嫌な顔をしたぐらいの混み具合だった。
そんなウブドといえば芸術の街と言われている。この周辺にアトリエを持っている絵描きも多いというし、何と言っても観光客の私たちが毎日楽しむことができるのが伝統芸能だ。
バロンダンス。日本の獅子舞的な。
ウブドの中心には王宮があるんですが、そこで伝統芸能に酔いしれることだってできる。
そしてここはインドネシアでもヒンドゥー教徒が大半を占めるバリ島だから容易にビールが手に入る(ジャカルタでアルコールが手に入る店は限られている)!しかもショーの飲食物持ち込みOK!!と言うわけで飲みながら見ないわけにはいかないのです。とはいえマナーには気を付けましょう。
私はウブドに2回行っている。バリといえばビーチのあるリゾートという事で有名だけど、海から離れているウブドが一番好きっていう人、実は結構多いんじゃないでしょうか。私もそう。去年久しぶりにバリへ行くとなって、ダイビングという目的があったのに前半の予定に無理やりねじ込んでしまったぐらいだ(結局ウブドには2泊3日した後、スミニャックへ移動した)。そう言えばジュリア・ロバーツが出ていた「食べて、祈って、恋をして」で出てくるのもウブドだったなぁ。
エスニック感全開のエリアだから、欧米系の人をよく見る気がする。
故にレストランもいろいろな国の料理があるし、ヨガが盛んなのもあってかビーガンの店も多い。
なんて事のないミーゴレン(焼きそば)だってこの通りお洒落。
程よくローカル感のあるワルン(食堂)もあったりする。
有名なイブ・オカのバビ・グリン(豚の丸焼き)。
去年は一番時期の良い9月だったけれど、実は雨季に入ってから行くのも悪くない。朝のうちに市場へ行ったりして街をぶらぶらして、適当な店でお昼ご飯を食べて、ホテルに戻ったところで雨がザーッと降ってきて、夕方にそれが止んだら伝統芸能を見に行ったり、ご飯を食べに行くために出かける。そんなのんびりした時間の過ごし方ができます。
はぁ、書いててまた行きたくなってきた。
というわけでしばらくバリ話が続きます。