地球儀を回して世界100周

職場や旅先から世界をほんの少しだけチラ見してみる

とめどない棚田愛を語る

うちの父の実家は農家だ。何なら私の苗字にもしっかり田の字が入っている。

だからなのかは知らないけど、田んぼを見ると落ち着く。

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(ちょっとお洒落なナシゴレン

インドネシア人も日本人と同じでお米を愛してやまない人たちである。というか、多分彼らのお米愛は日本人以上だと思う。なんて言ったってマクドナルドに行こうと、ケンタッキーに行こうと、白いご飯とのセットがあるぐらいですから。日本でも最近ライスバーガーが売っていたりするけど、それとは違う。フライドチキンとセットでご飯である。私にとっては想像するだけで胃酸が上がってゲップが出そうになる感じだが、周りを見渡すと大体みんなチキンとライスのセットを選んでいる。何なら「君はどうしてご飯を食べないんだ!」と突っ込まれたこともある。恐るべし、インドネシアのお米愛。これは東南アジアの国である程度共通しているので、インドネシアに限らず、フィリピンやタイもそうだけど。

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もちろん稲作はしているんだけど、実は山だらけの島であるバリ島。平地が少ないので収穫量を増やそうと思うと工夫が必要だ。そこで生まれたのが山の斜面を段々に切り開いて、そこに田んぼを作る棚田。日本でも山がちな四国では見られる風景だけど、よくこれだけ水利や何やらを工夫して田んぼを作ったものだと感心させられてしまう。

写真はウブドから車で15分ぐらいのところにある、テガラランの棚田。ウブド周辺のツアーだと大抵コースに入っていると思う。私も初めてウブドに行ったときは貸し切りバンで行ったんだけど、ちょうど刈り取りが終わったところだったのが残念だった。笑

そしてバリ島にはもう一つ有名な棚田が。

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ウブドから車で1時間半ほど、多分クタとかレギャンから行っても同じくらいかかる場所(要は交通の便が非常に悪い)にあるジャティルイの棚田。こちらは世界遺産に認定されているそう。テガラランに比べると圧倒的にスケールが大きい。見渡す限り一面田んぼなので、ここに立つと思わず声が出ます。そして今度はちゃんと田んぼに水が張ってある時期に当たった。笑やる事と言えば田んぼを見ながら歩くくらいで、特にこれと言ってないのですが、緑の中を歩いているとそれだけで癒されます。カエルさえ出会わなかったら(この世で嫌いな生き物はセミとカエル)。

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棚田を見ながらランチもできます。お米作ってるのを見ながら、食べているのは小麦からできているピザ。笑

もちろん、昼間でもビンタンビールは外せません!

 

そんな棚田好きの私ですが、次に行きたいと思っているのがこちら。

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(画像、Wikipediaより)

お国は変わりまして、フィリピンのルソン島(マニラがある島)にあるコルディレラの棚田。ここも世界遺産

マニラから拠点となるバナウェの街まで車で10時間近くかかるんだけど行ってみたい。ルソン島の北の方って他にも魅力的な場所が多いんだけど、いかんせんマニラからの交通の便が悪すぎて。ゆっくり時間をとって巡りたいところ。ある程度山道を歩かないといけないので、しっかり体力をつけていかないといけない。

最後の方はフィリピンの話になりましたが、まだまだバリ話は続きます。