地球儀を回して世界100周

職場や旅先から世界をほんの少しだけチラ見してみる

やっぱりバリ島って面白い!

インドネシアの人口は2億人ぐらい。そのうち90%がイスラム教徒だと言われている。次に多いのがカトリック教徒。ジャカルタには東南アジア最大のモスク・イスティクラルモスクとカテドラルが道を挟んで向かい合っている風景が見られる。実際はどれかを信じていることにして土着の宗教を信じている人もいるそうだけど、インドネシア国民は6つの宗教(イスラム教、カトリックプロテスタントヒンドゥー教、仏教、道教)のどれかを信仰することが決められている。何と銀行口座を開くときにも信仰している宗教を記入しなければならない。日本人は宗教について聞かれると「宗教は信じていない」と答えてしまいがちだけれど、宗教には道徳的観念も含まれているのでそれがないと言ってしまうのは結構でマズいことになってしまったりもする。宗教が違うというのは、そこまで問題ではないらしい。

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バリ島にはイスラム教徒が少なく、代わりにヒンドゥー教徒が大半を占めている。特にウブドでは街のあちこちで信仰が日常に息づいている姿を見ることができる。上の写真のようなお供物を備える女性を見かけることも多い。きっとホテルでも朝にスタッフがお供えを置いて回る姿を見かけることだろう。市場で買い物をすると、渡したお札で商品をお清め?したりする(商売の神様と商品に感謝ということだろうか)。

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お寺に行くと、お祈りをしてもらっておでこにお米をつけてもらったり、プルメリアの花を髪に飾ってもらえたり。場所にもよるとは思うけれど、観光地になっているようなところであれば異教徒でもやってもらえます。これはゴア・ガジャだったと記憶しているけど、この時は写真を撮っただけで私が実際に体験したのはタナ•ロット寺院でした。

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ティルタ・エンプルでは沐浴も(入るには腰に巻くサロンが必要)。水が出てくるところはたくさんあるけれど、中には喪に服している人だけが使う場所とかもあるらしいので、近くにいる人に教えてもらう方がいいかも(聞かなくても教えてくれた)。雨季のそこまで気温が高くない時期なので入った後は寒かったです…基本的に移動のバンはエアコンよく効いているし。笑

 

ここからは去年行った時の写真。

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タマン・アユン寺院。ジャティルイに行った時のツアーで行きました。

この時の運転手さんがバリ・ヒンドゥーについて色々教えてくれて、王族のものや公共のお寺はもちろん、各家庭にもお寺(というか祠)があったりするらしい。あとツアー当日がちょうどバリの暦でお葬式をするのにちょうどいい日だったらしくて、葬列も見ることができました。日本の葬列のイメージとは違って割と賑やか。

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バリ旅行で行く場所の定番にもなっているタナ・ロット寺院。本当はスミニャックの方が近かったんだけど、日程の都合でウブドから行きました。ツアーや貸し切りバンで行けば、おそらく潮が引いて渡れる時間に連れて行ってくれると思います。とは言え足元は波をザブザブ食うので、滑りにくい靴で行った方がいいかも。私は普通に何回か滑りました。笑

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夕陽に照らされるタナ・ロットを撮りたかったけど、雲がかかってしまいイマイチな仕上がりに。

アボカドシェイク飲みながら粘ったけどな〜こればっかりは自然相手のことなので仕方がない。

1時間半ほどかけて、ウブドに戻りましたとさ。